高校の時から「路上にて」を何度も読もうとしては、最初の10ページでうんざりして、また何年後かに再度チャレンジしては最初の10ページぐらいで、またげっそりを繰り返すこと数回、結局全く読む事なく今日まで来た。
で、今日の試写会も期待半分、覚悟半分で行ったのだが、ま〜素晴らしく傑作でした。
果たして、ケルアックの通りの映画化なのか、映画的脚色のマジックなのか、
原作を読破していない僕には分からないが、この映画はここ数年の中の傑作だと思う。
「オン・ザ・ロード」、本当は英語で”旅の途中”という意味らしい。
帰り道、自分はちゃんと大人になれているのだろうか?夢ばかり追いすぎではなかろうか?自問自答の家路でした。
一緒に見に行った人が高校からの親友(Mr,マカロニキリシタン)だったのも、今回の映画鑑賞の良いポイントだった。お互い人生の節が有る時期だったからこそ、より良い映画の浸透の仕方だったのかもしれない。是非この映画は、昔からの友人と見る事をオススメ!します。
「今、僕は写真家という路上を旅しています」というキザな言葉が、美しいと感じれるか、大人になりきれてないと感じるか、今日娘の寝顔を見ながら自問自答してみようと思う。
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