「ダライラマ14世」というドキュメンタリー作品、私にとっての初の映像作品です。
2007年から6年の間、写真家である父 薄井大還と私は、ダライラマ14世の
密着撮影のチャンスを得ました。
父はスチールカメラを、私はムービーカメラを持っての密着撮影でした。
そこに記録された大量の映像フッテージには、これまで神秘に包まれたダライラマ14世ではなく
”人間ダライラマ” の姿がありました。
そのフッテージを元にブエノスフィルム 吉田裕 / 岡松真行 両プロデューサー、構成に
光石富士朗 を迎えこの度、完成しました。
5月30日より渋谷ユーロスペース を皮切りに順次全国公開されます。
この映画はチベット問題に焦点をあてたものではありません。
”人間ダライラマ”その姿、そして 苦難の中彼が何を守りぬこうとしているのか。
物質的には満たされているが、精神的にはどこか満たされていない現代日本、
そして、戦後守り抜いて来た平和精神が揺らごうとしている現代日本。
今だからこそ見て頂きたい作品です。
是非、ご覧下さい。
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